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 昨日まで大分県の本匠村に行ってきました。

 ずっと宿題にしていたバットマン5.11bが
やっと登れました。
2年越しの宿題を終わらせてホッとしておりますが
さらにナマケモノ5.12aという宿題を
作ってしまいました。

 また通わなきゃいけませんね。
こういった具合に宿題は終わることなく
登りたい課題やルートは尽きることがありません。

 そうそう、バットマンは昨年の5月にあと1手落ちで
リーチがかかった状態でそのままになっておりました。
それから本匠では1回も登れず、あっという間に1年経っちゃいました。
ずっとボルダリングをやっているので
1年でかなり強くなったなあという実感が持てました。
もっともっと練習して、外岩に行って
強くならなきゃと思いました。

 本匠はすごくクライミング環境がよくて
大好きなんだけど
鹿児島からは遠いわ。
帰りだけでも高速が使えるとありがたいです。

 本匠の近くまで高速が繋がるのは
何年先のことだろうか・・・。

 とそういうことを考えたところで
今日も営業しております。
よろしくお願い致します。

 クライミングの写真が届きましたので
アップ致します。

↓本匠ってこんなところです。

 遊歩道エリアといって
川の上に鉄の橋がかかっています。
ここから岩場に取り付くのです。

↓バットマンをオブザベ中


↓橋の欄干に乗って取り付きます。

このエリアは1ピン目、2ピン目が緊張しますね。
落っこちると欄干に全身強打ですから・・・。

↓バットマントライ中

たぶんこの後、落っこちたトライと思われます。
激しくかぶった5.11bです。
ホールドはしっかりしています。

↓終了後、橋に戻るのがだるかったので河原にロワーダウンしたところ

4月なので水がとても冷たかった。

↓ナマケモノをオブザベ中

それにしてもすさまじい傾斜だ。
どっかぶりのルーフが延々続く感じです。

↓ナマケモノトライ中

すさまじくパンプします。
百岩場の解説には中間部はガバばかりと書いてあるが
決して持ちやすいガバばかりではない。
バットマンのホールドとは明らかに違い
この辺が5.11台と5.12台の違いなんだろうな。

↓ハングドック中

当然、落ちまくり、テンションかけまくりで
各駅停車となる。
ロープにぶら下がりながらムーヴを探ります。

↓ナマケモノの終了点にたどり着き川に降り立ったところ

なんだかすごく大自然の中って
感じの写真ですね。
いや、本物のロケーションも最高によいですよ。
鹿児島から片道5時間かけていく価値は
十分にありますね。

↓橋の欄干にあるカッパさんの銅像

ルートをいっぱいRPできるように
お願いすると願い事をかなえてくれそう。
今度行ったらお願いをたくさんしてみよう。

 といった感じでした。
また本匠行きたいですね。





















(別ブログにて)

 昨日まで本匠村に遠征しておりました。
日曜日の20時にジムを閉めるやいなや出発し、
夜の農道を北上、深夜の2時に本匠に着きました。
約6時間の運転でした。
3時間ずつ運転したので疲れはなかったが
野外で寝たが寒くて何度も起きた。
よく眠れなかったのがよくなかったな。

 朝の5時半にもう寒くて寒くて・・・。
車に逃げ込む。
こちらはちょっと暖かかったが、軽自動車ゆえ狭かった。
どっちもどっちだった。
次回は迷わずテントを持っていこう
と思う。

 今回のクライミングパートナーはS井さん。
関東の方でリードクライミングを長くやっておられ
5.13を登られるという。
クライミング歴は13年と筋金入りだ。
足さばきがめっちゃ上手くて見ていて感動する。
ああいうムーヴで登れたらいいなあと思う。

 まずアップでハエハエイダイダ5.10aを登る。
S井さん、当然軽くオンサイト。
私はというと岩が湿っぽくでだしでつまづく。
登るには登れたがしっくりこなかったので
シューズを黒シャークからイボルブに変えて
再度登ってみた。
調子は悪いようだ。

 次にバットマン5.11bをやってみる。
まずS井さんがオンサイトトライ。

 出だしの強傾斜には驚いていたようだ。
アンダーホールドとか嫌だよな、ホント。
しかし、登りが軽い。
オンサイトトライゆえ、いらぬヒント等は言わないようにした。
出だしのコルネの左上に大きな穴があって
穴の奥の右上にかかりのよいホールドがあるのだが
それは使わなかった。
コルネから一気にガバを取りに行き、余裕でオンサイト。
すげーーーーーー。

 一気にモチベーションが上がる。
自分もついて行かねば・・・。

 と意気込んで1トライ目。

 1ピン目クリップして右手を縦穴ホールドに入れる。
右手小指がきまって痛い。
っていうかこの右手小指の痛さで不調が分かる。
左奥の穴の中ホールドが取れず、
無理やりコルネから右奥のガバを取ったら
足を滑らせフォール。
橋の欄干に足を強打した。
イテテテテ。

 そこにワラジを履いた本匠の主と思われる初老の男性現れる。
I宮さんでした。
ホールドを熟知しておられ、いろいろアドバイスを受けた。

 とりあえずそこから中間で1回フォールして
なんとか終了点へ。

 こんなにヘボヘボでバットマンを登れるのだろうか。
テンション下がりまくりでした。

 S井さんはナマケモノ5.12aをオンサイトトライされる模様。
っていうか傾斜すげー。
160度ぐらいあるんじゃなかろうか。
見た目の傾斜に圧倒されながらもコルネをバシバシつかみ
軽い足さばきで登るS井さん。
あれよあれよという間にルーフの出口まで行っちゃったよ。
出口が難しいようだ。
クリップ飛ばしで最後の1手を取りにいった。

 ら、
激しくフォール。

 ターザンのように橋の欄干まで戻ってきたよ。

 あれーーーーーー。

 あんな墜落を見たのは初めてで
ビレーしてて本当にびびった。

 本人曰く、ルーフの出口で両手が張ってクリップができなかった。
仕方ないから上にガバがあるだろうと飛びついたら
スローパーで止まらずに落ちたらしい。
(実はスローパーっぽくなっている奥に指がかかるクラック状のホールドがあった)

 すげールートだ。
バットマンよりこっちをしたいという願望が・・・。

 で、次は自分の番。

 早くバットマンを仕留めないと次のルートに進めんわ。
とあせる気持ちを抑えながら取り付く。

 1トライ目より落ち着いて取り付くことができた。
1ピン目のクリップをして右手のよくきまる縦穴ホールドで
右手小指があまり痛くなかったので登れると確信した。
あとは意外にスイスイ。
一度も吼えることも叫ぶこともなく
すんなりレッドポイント。
うれしいよりほっとした感じでした。
もう2年越しになったが当面の宿題を片付けることができた。

 S井さんがナマケモノ2便目。
行けそうだったが惜しいルーフの出口落ち。
あと1手なんだけどな。
右手を流血していた。どこかのホールドで指皮を切ったらしい。

 せっかくヌンチャクが下がっているから
ナマケモノにトライする。
実はルートで5.12台のルートに挑戦するのは初めてなんよ。
ドキドキした。

 当然出だしから各駅停車って感じだった。
ムーヴも全然定まらないし、
ホールドもどれがどれやら分からん。
必死にあれこれ手を出してなんとか終了点まで行く。
自分にとっては出だしのコルネの処理と
終了点手前が悪いように思えた。
あとルーフでの持久力が全然足りないように思えた。

 ナマケモノは2便出せたが
解決しないムーヴが2、3箇所あった。
まだもうちょっと時間がかかるかもな。
だけど、絶対登れないルートじゃなさそうだし、
しっかり練習して登ろうと思った。

 そろそろ5.12のルートも登ってみたいな。
と思った。
以上

 
 
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