昨日より予報では晴れだったのに
雨が降ってきた。
夜半より強く降る。
朝になっても雨が残っていた。
大隅の方の人達と金峰に行く約束をしていたのだが
朝キャンセルさせてもらった。

　が、朝9時ぐらいになると雨はやんで
10時ぐらいに太陽が差し込んできて
11時ぐらいに風がだんだん強くなってきて
12時ぐらいにアスファルトは完全に乾いていたのを見たら
結局金峰に向かって車を走らせていた。

　金峰は雨が止んだばかりで
超シメシメだった。

　しかしコンディションが悪くても
タントラをやりたかった。

　雑巾や新聞紙でホールドを拭いたりして
なんとか登れるくらいに乾いてくる。

　ここまできたら意地だな。

　午後3時を過ぎたあたりから
湿っているながらも
なんとか登れるようになる。

　タントラという課題は大まかに3つのセクションから成る。

　1つは離陸から右手ポケット、左手スローパーで耐えて
左手を逆くの字ホールドへ飛ばして両手ガストンで耐える。

　第二のセクションは右足を上げてから右手カチへ強引に持ち上げて
左足を引っ掛けつつ、右足をヒールする。
左手を2つ穴のポケットで支持して左手をサイドのホールドへ。

　第三のセクションは右手でリップを叩いて止め
左の方のカチを止め、左へ移動しつつ
マントルを返す。

　第一のセクションの成功率が10パーセント。
第二のセクションの成功率が80パーセント。
第三のセクションの成功率が50パーセントという感じだろうか。

　私の場合、圧倒的に前半の成功率が悪く
結局登れなかった。

　その部分だけやると
最初は成功率が10パーセントだったものが
最後には40パーセントぐらいまで上がってきた。
右手のポケットの保持力が結局のところポイントらしい。
どうも右指を軽くパキったことで
怖いイメージがあるらしい。

　そこだけ乗り切れば
登れるのも時間の問題かな。

　あとは気合を入れて打ち込むのみ。
頑張ろう。