TOP ->金峰山ボルダーセッション2007
11月24日土曜日、午前9時30分金峯山山頂駐車場に集合しました。
参加者23名とスタッフ、ギャラリー、TV局(鹿児島読売テレビ)、
南さつま市役所の方、いろいろ合わせまして40名くらい集まりました。
金峯山にボルダリングでこれだけ人が集まるということも
まったく初めてでした。

簡単な開会式とルール説明を行いまして
午前10時過ぎ、セッション開始の合図とともに
上のエリア10個の岩で皆が登り始めました。







 初心者用の10級の課題からエキスパート向けの三段までの課題を
制限時間以内に登っていきます。
仲間のアドバイスを受けて登ってもOK。
みんなで声をかけあいながら登っていきます。
本気勝負のコンペのようなギスギスした雰囲気は全くなく
仲良く登りました。
そういう雰囲気がすごくよかったと思います。



 小山田大さんにはテレビ局の人が取材しておりました。
巨大な指をみて、皆びっくり。

 13時で上のエリアは終了。
13時20分より下のエリアで競技開始。
ちょっとみんなバテ気味でした。
ヘロヘロで自分が登れるグレードも
腕がパンプして登れないということも
たくさんありました。
このセッションは持久力も必要です。
この辺は練習量がある人が結果を出せますね。

 最後に山頂で表彰式、閉会式。


大ちゃんと写真を撮りました。


 また金峯山で再会できたらよいですね。
次も、その次もずっとずっと
続いていくような
そんな大会にしたいと思います。
地元にももっともっと密着して
いろんな人に刺激を与え、
感動を与え、
そしてみんなハッピーになる、
そんな大会に成長してくれたらなあと
思っております。

 それだけの素材が鹿児島の金峯山にはあって
それを藪の中、コケの中に埋もれさせるのは
もったいないと思う。
反省点は山ほどあったし、
たくさん無理もしたけど
後悔はない。
まだまだ発展できる余地がある。
また金峯山で大会ができたら
本当によいなあと思う。

リザルト↓
 金峯山ボルダーセッションのリザルトが出ました。
夕方の表彰式では機械トラブルで暫定順位の発表だけでした。
(パソコンのバッテリーが切れてしまったのね、(ゴメンナサイ))
結果が出ましたのでお伝えいたします。
点数の出し方については100点を完登者数で割っております。
(予定では1000点を完登者数で割る予定でしたが
 以前のファイルが100点で計算してあって、
 参加人数も少なかったので100点で出しました
 ルール的には大差ないです)

 リザルトは以下のとおりです。


 地元鹿児島の大田選手が総合優勝、
そして女子も鹿児島の谷口選手が優勝しました。
リバーサイド勢では中村選手が4位で大健闘でした。
強い県外勢をおさえてやっと地元鹿児島から
優勝者を出せました。(感無量です)

 細かいデータは次のとおりです。
1〜27番までのデータ


28〜53番までのデータ


 以上です。

 前半戦は祝選手が圧倒的な強さを見せていました。
しかし、勝負を分けたのは後半戦でした。
大田選手が3つの1人完登で300点を叩き出し
圧勝でした。

 完登者数で割り算する計算ですと
課題の難易度によって点数が最小4.8ポイントから
最大100ポイントまで20倍の開きがあります。
そして53課題ありましたので特に後半戦は
スタミナ勝負だった面があります。

 一生懸命登って高い順位を目指した人、
コツコツ登って点数を稼いだ人、
厳しい課題にひたすら打ち込んだ人、
途中で高難度の新課題を作っちゃった人、
いろいろいらっしゃいました。

 ちなみに19位の小山田選手は
あの小山田大さんです。
途中から四段-の高難度課題を初登していました。
強烈なクロスムーヴでした。
「クロール」(四段-、V12)という課題名らしいです。
すごかったです。

 結果がよかった人も悪かった人も
このセッションでモチベーションを上げて
今後の技術向上にいかしてください。 
 
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