TOP ->猿ヶ城ボルダー 2008年5月16日
久々に猿ヶ城ボルダーへ行ってきた。

 朝8時50分のフェリーで大隅半島に渡る。

↑鴨池港はクラゲが異常発生。
 何百、何千というクラゲの群れが見える。
 なんでこんなにクラゲがいるんだろう?

 本日のメンバーは桜島のI戸さん、鹿児島のユージさんことH山さん、
そして私の30代トリオでした。


↑天気もよく約40分で垂水港に到着!
 垂水港ではI戸さんが待っていてくれました。
 クルマやバイクを渡すとやたら金がかかるのでうれしかったです。


↑車で約20分ほどで猿ヶ城のキャンプ場へ
 車の中ではH山さんのトークが炸裂。
 っていうか朝から焼酎飲んできたんじゃない!?ってぐらいハイテンション。
 びびった。

 まずはキャンプ場近くの下流エリアから登りはじめる。
2人は準備体操もほどほどに岩を登り始める。
みんな妙にハイテンションだ。

 なーんか調子が悪くて悪くて
私はぼちぼち登る。

 10級くらいの課題を登って
さらに右ポケスラブ8級を登った。
このスラブは気温が上がるとグレードも上がる感じ。
真冬より難しく感じた。
さらに盛夏ならば5級ぐらいに感じます。
今日は6/7級に感じた。
3回ほど繰り返し登った。

 つぎにちょっと上流のひん曲がったリングボルトのある岩を登った。
3級、4級くらいのマントル課題を1本。
そしてチュルチュルのスラブからカチに飛びつく課題を登った。
(グレードは2/3級か?)

 ここで皆さん、どつぼにハマってしまいまして
1時間弱ほどマシンガントライしました。
右足が滑るのねー。

 そして立ち上がって取ろうとすると
バランス悪いのねー。

 1時間弱ほどでI戸氏が一抜け。
結論はイボルブのシューズを履けということで・・・。
結局以前は登れたのに今日は登れませんでした。
残念!!


 
 その後は嵐を呼ぶ男 1級をやりました。
冬には登れた課題だったけど
最高気温が26度とちょっと暑くなってきて
スローパーが全く止まらない。


↑嵐を呼ぶ男 1級

 嵐を呼ぶ男という課題は
離陸はガバから右手はかかりのよいスローパー、
左手はスローパーにちょっと指のかかる凹みがあるやつで
ぐぐぐーーーーっと耐えて
右手をプリっと返すというもの。



 左手が滑るんだよね。
プリっと返す寸前でいつも落ちる。
最初は絶望的に思えたが
だんだん上体が上がるようになってきた。


↑嵐を呼ぶ男 1級を登る私

 結局これも1時間あまり打ち込んでいました。
30トライはやったかな。

 最後の最後で登れた。
よかった。

 結論、気持ちが折れていた。
登れないと思えば登れないということだろう。
最後に登れたのはちょっと気持ちが切り替わったような
気がした。
ただそれだけのことだったように思う。

 嵐を呼ぶ男は
最初に登れたときより難しく感じました。
7月の盛夏で登れたら完璧ってことやねー。
また来ようと思う。

 それにしても今回の30代アダルティ・メンバーは
休憩の話が面白い。
話の内容は18禁なのでいえないのが残念ですが
いつも20代の人と行くことが多いので
こういうメンバーも面白いなと思った。

 私が取り残されているうちに
他のメンバーは嵐を呼ぶ男の初段バージョンをやっていた。
離陸が1級バージョンよりも低いのです。


↑嵐を呼ぶ男 (初段バージョンの離陸)

 初段バージョンは悪いですね。
腹筋が痛くなる感じ。
ケツを浮かすのがやっとという感じでした。
まあ、体をあと5キロ絞って
腹筋を毎日300回やって
11月以降になったら登れるかもしれません。

 初段バージョンは花崗岩の風化がちょっと進んでいて
キーホールド(1級バージョンのスタートホールド)が
1トライするごとにぽろぽろ欠けてくるそうです。
登るのは早い者勝ちの様相を呈しております。

 金峰山のひっつき虫 初段などから考えると
まだ猿ヶ城の課題の方が人間技で登れそうな感じ。
夏場はダニもいないし
猿ヶ城に通おうかなと思ったりした。

 それにしても面白いメンバーで
結構楽しめました。
また猿ヶ城突撃隊を結成しましょう。
 
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