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 昨日は金峰山に行ってきました。
日曜日が大雨で岩場は濡れているだろうと思って
午前中は待機だったが風が吹いていて晴れていたので
大丈夫だろうと思い、昼過ぎに出発する。

 まず林道ボルダーの偵察をしてみる。
先週エアロが登れて当面の宿題は終わった感じがして
サタンもキクロマトスもまだ遠そうな感じで
新たな宿題を物色しにいく。

 マナス右(1級-)、ブラックボール(初段)、万力(初段)あたりが
目についたがどれもなかなか難しそう。
偶然先に来ていたS井さんと世間話しながら
どれに狙いを定めるか思案した。
が本日は結果が出せなさそうなので不動岩下へ移動する。

 不動岩下は林道ボルダーとは違い
全然乾いていなかった。
北西の風が吹くと北側斜面の林道ボルダーは寒いながらもきれいに乾くが
南側斜面の不動岩下エリアは全く乾かない。
狭い金峰山ボルダーながら乾き方に10倍ぐらい差があって
びっくりした。

 キクロマトスはフットホールドがぐちゃぐちゃに濡れていて
ティッシュと雑巾で拭くくらいではどうにもならない雰囲気。
仕方がないのでJunichiリバース(1級)のムーヴ固めをやってみる。

 Junichi(2級)の左端の棚からまた右に折り返してくるのが
Junichiリバースである。
ノーマルなJunichiでもかなりの持久系パワートラバースなのに
さらに折り返してくるとなると厳しそう。
往路は1年前に登れているので復路の練習をする。


 
 まずはムーヴ固め。
棚から大ガバまでの3手が悪い。
下りながらのムーヴで最初は恐ろしくて手を出せなかったが
30分ぐらいやると慣れてくる。
大ガバはクロス気味にして手を入れ替えながら取るとよい。
凹角部分は行きより簡単である。
ただ超クロスムーヴなので続けてくると消耗が激しい。

 2時間くらいでムーヴはだいたい固まった。
復路を続けてみる。
2回ほどあと1手までいくのだがまだ繋がらない。
往路は次回に取っておこう。
途中から林道ボルダーにいたS井さんがあがってきた。
二人でセッション。

 そろそろ暗くなる頃、大ちゃんとフクフクくんもやってきた。
大ちゃんとS井さんは知り合いだったらしい。
クライミングの世界は狭いな。
びっくりだよ。
30分ほど皆で世間話をした。

 帰り支度をしていたらスーツを着た怪しい男が一人いた。
かなりの怪しさを醸し出している。
誰だろと思ったら山岳部の後輩K岩だった。
っていうか金峰山にスーツは怪しいぜ。
入社式の帰り道で岩を見に来たと言っていた。
それにしても我が後輩ながらビビるほどの怪しさで
不動岩下の方へ下っていった。
大ちゃんもあの怪しさにびびっただろうな。

 さて、苦手系なJunichiリバースであるが
一定の目途がついた。
とりあえず落とせそうなやつから1級を叩いていくか。
300回ぐらいトライする気力があれば
絶対なんとかなる。
そういう課題ゆえ、執念で頑張ろう。
 
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