昨日まで御岳渓谷にいってきた。

　御岳は東京都心より電車で約1時間半から2時間ぐらいで
行けます。交通は鹿児島から比べると格段に便利。
河原に巨岩がごろごろしています。
有名な岩場、特に忍者返しの岩は休日ともなれば
順番待ちの列ができるほどです。

　日本のクライミングシーンを語る上では
欠かせない岩でございます。
それくらい有名な岩場で御岳には一度行ってみたかった。

　実際に行ってみると
かなりいいところ。

　川が流れていてそのよこに岩がある。
課題数も半端じゃなく多い。

　昨日は飛行機の時間の関係で3時間ほどしか
登れなかったがとけたソフトクリーム岩で登った。

　登れたのは「凹角右 3級」でした。
この課題は縦に入ったクラック沿いに凹角をあがり
ツルツルの岩でマントルを返すというもの。
下地は砂地で基本的によいのだが
嫌な感じに岩が2つあってそこに落ちると
危なそう。
とにかく御岳の岩はチャートで表面がツルツルなのね。
最初は足を置けなかったが
見た目よりは滑らない感じ。
猿ヶ城のチュルチュルの磨かれた岩よりは
フリクションはあるようだ。

　凹角右のムーヴを探る。
出だし3手くらいはすごく簡単。
マントルを返す姿勢に入るまでが難しいようだ。
その姿勢に入るまで40分ほど打ち込んだ。
帰りの電車の時間が迫るなか
やっとのことでマントルを返す姿勢に入る。
っていうかもうこの姿勢に入ったら
戻るに戻れないのね。
もう飛び降りたら捻挫は免れないだろう。
必死でマントルを返した。
なかなか苦手系であったが
登れてよかった。

　結局御岳の成果
2級　1本
3級　2本
4級　1本
6級　1本
7級　1本
9級　2本
でございました。
もっともっと登りたかったです。
また秋ごろに東京に行く予定なので
そのときは頑張ろうと思う。

　関東遠征で安山岩、チャートという南九州ではあまり登れない岩を
登ることができて勉強になった。